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旅の記録~Uluruへの道~ 5ページ目

またしても1週間空いてしまいました。こんな調子じゃいつまで経っても終わらないですねー。頑張らねば。


6月18日(木)下
お日様に元気づけられて再出発。
ここから先には鎖が存在せず、頼れるのは自らの手足だけだ。さらにかなりでこぼこしてるので登ったり降りたリの繰り返し。数年前に痛めて、治った今でも長時間運動するとズキズキくる膝が心配になって来る。

ここまで登ると視界を遮るものがないので景色が素敵。けどみとれいる場合じゃない。何故ならこの登岩路は場所によっては幅が50cm程しかなかったり、滑り降りる斜面の片側が普通に崖だったりするのだ。足を滑らせようものなら大変である。岩ではなく天に登(昇)ることになる。

ところどころ平らになっている場所があるのでそこで水を飲んだり座って休んだりする。カメラは落とすのが怖いのでカバンから出せない、、、けど折角なので岩に映る自分の影を1枚撮る。右から3番目。
影が濃い。

丘を一つ越える度に次の丘が現れいつまでたっても終わる気がしない。もう何度期待を裏切られたことだろう。セ○チューの主演俳優をなじったり、ギネス記録の13分だか18分だかはぜったいハッタリだ、などと周りの人と喋りながら進む。
そして今度こそともう一つ丘を越える。するとまだ遠くではあるが、何か碑の様なものが見える。皆のテンションが上がる。

そしてついに到着。周りの目など気にせず一言叫ぶ。
"I love origami!!!" 
今考えるとかなり恥ずかしいヤツである。
頂上においてある碑には各方角にある地名が刻まれていました。
頂上!!!!!

登っているときと異なり今度は360°全く遮蔽物がない。この景色を見てしまうとここまで頑張ってよかったと素直に思える。カメラを手にくるりと一回り。昨日行ったKata Tjutaが小さく見える。
ぐるーーーーーーーり
凸凹凸凹凸凹

お前もよく頑張った。
ほんとよくやった

因にこの登岩は時間無制限ではない。登り始めてから2時間後にはバスが出てしまうのだ。そして実はこの時点ですでに1時間5分が経っている。こんなところで置いて行かれたらシャレにならん、ってことでみんなで降り始める。
登ってるときは、こりゃ下る時に辛いな、とか、この角度で下るの怖そー、とか考えていたのだが、以外や以外、そうでもありませんでした。次に何があるのか分かってるのもありすいすいと進んで行きます。行きは鎖に掴まりながら岩面を這いずっていたのに、帰りは膝を折らず立った状態で降りてきました。なれって凄いな。心配だった膝も無事でした。走ったり踏み込んだりと違って受ける衝撃が少なかったからかなぁ。けど結構負荷のかかる運動だったんだけどな。全く不思議な膝だ。
そういえば降りている途中ですれ違う人々のなかには信じられない様な人も混ざってました。たとえば6才くらいの子供とか、杖ついてるおじいさんとか、背中に赤ちゃん背負ったお父さんとか。

再び一礼してバスのもとへ。到着はロックの周りを1周して来た人たちと同じくらいでした。
全員が揃ったところでMattのガイドでちょっとした散策に行く。これがなかなか楽しめた。アボリジニの文化や言い伝えの話、壁画の解説、奇妙にえぐれた岩のつくられ方、などなど。やはりMattはガイドさんなのだと再確認する。(ちょっと失礼)

綺麗なカーブですね
ここの岩は所々に空洞があって、そこに水がたまり、その水が太陽光で暖まり気化して小さく爆発。それが気の遠くなる様な時間をかけて繰り返されてこうなったそうです。いまでも砂や風の影響でわずかながら削れ続けてるそうな。

壁画ぁあ~クローズアーップ
上の丸は涸れた池、下の多重の丸は水のある池、間の線は道程を表すそうです。この壁は大人が子供に処世術を教える、つまり教室の黒板だったそうです。

あと折角なので聞いた言い伝えの一つをご紹介。登場する集落の名前は忘れてしまったので割愛。

その昔、この岩にはとある集落の住処であった。あるとき、彼らが年に一回の大事な儀式を行っていると、5日程歩いたところにある別の集落から宴会の招待が来たそうな。しかしこの集落にとって儀式は絶対であり、一度始めたら終わるまで止めることは出来ない。さらにその場に関係のないものが立ち入ることも快く思わなかった。彼らはろくに話も聞かずに使いのものを追い返してしまったそうな。

自分の集落に戻った使者達はその出来事を長老達に報告した。長老は有無を言わさず誘いを拒否した相手集落に非常に腹を立てたそうな。そして彼らは呪いの儀式を行い、四つ足に鋭い牙を持った怪物を召還し相手に向けて放ったのだ。

岩ではまだ儀式が続いていた。男達は祈りを捧げるのに、女達は食事の準備をするのに夢中だ。誰も怪物の接近には気付かない。だがただ一人、それに気付いたものがおった。彼は急いで女達の元へ行き危険を知らせたが、誰一人本気にはしなかったと。そうこうしているうちに怪物が厨房のそばまでやってくる。ようやく彼の言葉を信じた女達はあわてて男達の元へかけていった。だが男だけに許された儀式の場に現れた女の話を聞くものなどなく、互いに怒鳴りあうだけで話はいっこうに進ぬ。そしてついに怪物は儀式の場まで辿り着いた。それに慌てふためいた住民達は大急ぎでその場を逃げ出した。3人の勇敢な男が闘ったが、あっけなく殺されてしまったそうな。

そうしてその集落は住処を追われ、南へと逃げていったそうな。

これはUluruのそばの集落に伝わる話だそうだ。この話の興味深いところは、そこから南、つまりUluruからAdelaideまでの間にある集落には、南から怯えた様な集団がやって来た、という話が残っているところである。つまりこれは単なるお伽話、言い伝えではなく、実際に何かしらの事件が元になっているのです。歴史家達はこれはディンゴの登場によるものではないか、と考えているそうです。知ってる方もいるでしょうが、ディンゴはオーストラリア土着の生き物ではありません。何百年も前に持ち込まれた犬が野生化したものです。Uluruにすんでいた人々は見たこともない動物が自分たちの食物を荒らしているのを見て逃げ出したのだろうとのことです。怪物の四つ足に牙と言う特徴や、最初に行った場所が厨房と言うのとも合致します。
こういう事を研究するのも面白い仕事かも知れないですね。

散策のあとはカルチャーセンターへ。展示を見ていると先ほどの話が書かれていた。さっきはMattの話を聞きながら他の英語が上手くない日本人に通訳してたので、正しかったか読みながら確認する。うん、間違った説明はしてなかったようだ。
いろいろな展示を見たあとで再びバスへ。昼食をとりにキャンプへ戻る。
その途中でサプライズ!野生のウマに遭遇。凄いレアですよ。ガイドのMattにとっても珍しいらしくバスを止めてカメラ片手に飛び出していきました。おいガイドw
きれいだなぁ
ウマも人間が気になるらしく、なんと整列してこっちを見つめてきました。しあわせー。
整列っ!
因にこのウマを捕まえると自分のものにしていいそうです。投げ縄の練習しようかと本気で思いました。
ウマを追ってどんどん奥に行ってしまったMattが帰ってきてようやく出発。ウマ好きなんだなw
昼食をとり、キャンプを片付けて今夜のキャンプへと向かう。
途中で止まって世界最大級のソルトレイク(塩水湖)を見る。これは昔オーストラリアに地中海があった名残らしい。この湖、Uluru、Kata Tjuta、明日行くKings Canyonが出来るまでのを地面に絵を描きながら説明するMatt。けっこう上手い。
話のあと後ろを向くとどこまでも続く道路が。ちょっと気に入ったのでパチリ
どこまでも、どこまでも、、、

それから暫く走ったところで薪拾い。昨夜ずっと火を扱っていたのでどんな薪がいいのか大分分かって来た。沈みゆく日が綺麗だったのでパチリ。
もうすぐ沈むー

キャンプ場に着くまでのラスト3分強はジェットコースターとまでは言わないけど、かなりの揺れだった。ジェットコースターは苦手だけどこれはけっこう面白い。
到着したら、前日同様グループに分かれて作業。私はまた火。炎って怖いけど綺麗だよね。見てて飽きない。
めらめら

10時頃にはほとんどの人が寝袋へ。みんな早いなー。けど今夜はまだ5人程残ってお喋りしてる。
私はというとまたしても写真撮影です。
☆★☆★☆★

今回はさらに設定を弄る。大分分かって来た。これでどうだ。
天の川
やたー、天の川が写ったー。ノイズあるけど、まぁ初心者と言うことでご容赦を。

さらに長く開けて撮ってみる。
星の動きが
なんか理科の教科書を思い出すな。懐かしー。ぶれてるのはあれです、レリーズがないのでずっと本体のシャッターを押してたからです。やっぱ揺れちゃうよな。やっぱレリーズ買わにゃぁ。どこで買うといいのか。

因に写真撮ってる時に気付いたんですがキャンプの周りにはディンゴのものとおぼしき足跡がありました。ぎゃー。一人でトイレ行くの怖そうだな。

1時にはみんな寝袋へ。今日はしっかり寝よう。



はい、ようやくUluru篇終了。次回はKings Canyon篇に突入!
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