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Folding Australia 2007 まとめ

お待たせしました。
長くなりましたがなんとか書き上げました。
折り紙の専門用語とかありますんで、分かんない人はコメントで質問してください。

“続きを読む”からどうぞ。

-1日目-
午前中の授業を終えコンベンション会場に向かうべくトラムストップへ。乗る予定のトラムが出るまであと5分。学校から駅まで約5分。荷物を平行に保ちつつ走るも信号に引っかかり無情にもトラムは目の前を走り去っていきました。
そんなこんなで次の車両に乗り、たしか1:05くらいに着く。
会場

丁度ランチタイムだったので、ゲストとお話したり、展示作品の写真撮ったり、コンベンションブックを眺めたりしてました。私はカメ、白鳥(黒鳥)、SDトリケラ/ティラノ、SDフェニックス(ブログ上ではまだ出してないので新作でもいいかも)、そして新作のカンガルー2種、ゴリラ、SDペガサスを展示しました。その内このブログにも載せます。
展示作品1
展示作品2
展示作品3
展示作品4

それから、学校のアートで作った2mのカンガルーも展示しました。10月6日の記事の紙はこれに使いました。

10分くらいして午後の部スタート。
まずはゲストの講演。
最初は日本の木下剛さんの「Origami and Myself」(ちょっと違った気もする)。自己紹介と自分の折り紙に対するスタンスの説明がメイン。「トイレ」(折紙作品)にいろいろ突っ込まれてました。なれない英語でのプレゼンテーションお疲れさまでした。
次にアメリカのMichael LafosseさんとRichard Alexanderさん。マイケルは紙の製作現場の映像を流しながらOrigami doと自分の紙の作り方の解説をしてました。ハワイに行く機会があれば是非彼の工房を訪ねたい。リチャードは今度アメリカで開かれる展覧会「Origami Now」の紹介。
最後にニュージーランドのJonathan Baxterさん。Origami NewZealandの立ち上げまでの話と「The great origami」と言う小規模のコンベンションの話でした。彼は話を始める前に、数分間の発表なので気楽に聞いて下さい、と言っていたのだが、喋る喋る。あっという間に15分が過ぎました。それでも止まる様子がないので見かねたMathewが後ろから彼の口を押さえてようやく終わりました。

予定より20分程ずれて次のコーナーへ。その名も「Special Guest Challenge:Australian Champion」
ルールは簡単。主催者が出すお題を8分間で即興折りするだけ!参加者は木下さん、Michaelさん、そしてオーストラリア代表のGareth。(以下、K、M、G、と表記します。)
一つ目のお題はなんとオーストラリア。コンベンション名のFolding Australiaとかけた洒落です。タスマニアを大陸から離して折り出せば高得点がもらえます。
これはK3'20、M4'50、G7'30が経過したところで完成。余った30秒は次のお題の制限時間に足されます。
二つ目のお題はオーストラリアの動物。ただし紙はタスマニア産のA4サイズの紙のみ。正方形にして使ってはいけません。アクションモデルにすれば高得点です。
今回は3人とも時間をいっぱいに使って完成。それぞれが折った動物は、Mシュガーグライダー、Kエリマキトカゲ、Gコアラ、でした。シュガーグライダーは飛行、トカゲは襟の開閉でアクションモデルを主張してた。
さらに今回は観客のSteven CaseyとJoe Clarkeが壇上の紙を奪取し乱入!しかも二人とも4分で折り上げ、余った時間でもう一作品折ってました。(こっちは普通の折り紙用紙)それぞれSウォンバット/木に登るコアラ、Jエミュー/クラゲ。
ウォンバット&エミュー

三つ目(最後)のお題はマネーフォールディング。模様を利用すれば高得点。オーストラリアのお札は紙ではなくプラスチックなので非常に折りにくく、苦戦してました。
Gは人の目を模様にしたシャツ、Kはエリザベス女王の顔の鳥、Mがオーストラリアのランドマークを使ったシドニーオペラハウス。オペラハウスはロック付で開かないようになっている良作。
即興作品達

以上でお題終了。優勝者発表は次の日です。

特別イベントが終わったところで講習会開始。
レベルは3つに分かれていて、上級/ハリモグラ(Steven)、中級/カンガルー(私)、初級/蝶(Michael & Richard)でした。時間はどれも2時間
私のクラスの受講者は濃い顔のオジサンが4人。皆さん気さくで楽しく講習できました。40分程時間が余ったので白鳥も教えました。これが終わったところで丁度時間が来ました。

講習が終わり暫く雑談。ハリモグラの教室は折り終わらなかったらしく、全員ずっと紙を弄ってました。針を折るためのカドを出すのに非常に時間がかかるようです。

雑談後は片付けをして、親睦会へ。
幾つかのグループに分かれて会場のレストランへ。私が着いたときには皆さんレストランの外に座っておしゃべりしたり、紙弄ったりしていました。そして全員の手にはすでにビールが握られていました。(早いっ! 私は未成年なのでジンジャーエールを飲んでました。
途中で雨が降り出し中へ。ここの2階はホテルになっていて、ゲスト達が寝泊りしている所でもあります。その2階に上がり広間にイスを並べて雑談再開。暫くして全員が揃い再び1階へ。
席に着き料理を注文。そしてメニューの紙を使った即興折り紙大会開幕。
メニュー

イス、犬、カモノハシ、六角形のボックス、戦闘機、飾りつきの手紙、etc.が出来ました。そして審判は店のオーナー(たぶん)。結果は判定不可で特定の勝者無し。勝者を選べなかったお詫びと称してワイン1本が贈呈されました。
料理はとても美味しかったです。
Red Duck Curry with bok choy and jasmin coconut rice

10時を過ぎた頃にはみんな酔いが回って珍行動を始めました。ナプキンを被って赤頭巾ちゃんの真似をしたり、口に巻いて強盗になったり、半分に折って頭に乗せてウサギになったり。
なんかもう凄かったです。木下さんからは海外でうけている日本アニメや特撮のこと、忍術に関する豆知識、その他トリビアで盛り上がりました。
そんなこんなで11時を回った辺りでお開きになりました。

家に帰った後、翌日は電車が7:47に出るので念のため7:00に目覚ましをかけて、倒れるように布団に入りました。


-2日目-
次の日の、私は風になびく枝の音とポツポツというリズミカルな音につられて目を覚ました。そして時計を見ると、
7:35
・・・寝過ぎた!
朝食もまともに取らず、急いで玄関へ。そしてドアを開けるとそこには、風になびく幹とザーザーという耳障りな豪雨が。それにもめげず、自分ではなく荷物にレインコートを着せ、駅へ。しかし目の前で閉じる踏切。前日のトラムの映像がフラッシュバックします。
荷物にレインコートを着せているの図


それでもとりあえず9時前に会場に到着。会場の準備をして、2日目スタートです。
まずは昨日のGuest Challengeの結果発表。お題1の最優秀賞は木下さん。お題2はマイケル、そしてお題3もマイケルでした。賞品はオーストラリアの名物チョコ「TimTam」。(Matthew談。真偽はともかく美味しいです。カロリー高いけど)

表彰の後は午前の講習。私は木下さんの「Tetrahedron Toilet」のクラスに通訳兼受講者として参加しました。
実際は本人が自力で説明していたのでほとんど通訳はしませんでした。作品は基準明快で基本的に折りやすかったのですが、最後のClosed-sinkでかなり苦労しました。
トイレモード
正四面体モード


講習の後はお昼休み。近所の店でラザニアを買って腹を満たし、雑談。
前日のハリモグラのクラスが隅っこで再開されてました
1:00過ぎにメルボルンペーパーカップ開催。何かというと、ぴょんぴょんガエルによるレースです。かえるの改造は自由。
レースの様子

第1グループの勝者はダントツの速さでMichael。
第2グループはスタートダッシュをきめたMatthew。
第3グループは接戦の末、マシューの奥さんのmY Trinhさんでした。
そしてこの3人が戦った結果、優勝は、Michaelでした!カエルには全員名前をつけていたんですが失念。笑える名前だったので残念。
優勝者には木下さんによる折り紙の優勝カップが授与されました。
実物は金色のもっと大きなもの。これは試作品。


午後の講習はMichaelのウェットフォールディングの講習。作品は「koi(鯉)」
彼の講習は分かりやすくスムーズで、ジョークを混ぜた説明は飽きにくくとても楽しめました。
鯉。模様はちぎり絵の要領で。

最後は本人を囲んで写真撮影。

講習を終えてホールに戻ると、ハリモグラクラスが三度現れていました
暫く時間を置いて私のカンガルーをバックに参加者全員で記念撮影。

撮影の後は全てのイス、テーブルを片付け、展示作品をしまい、掃除。これでコンベンション終了ー!!!

あとは打ち上げだけです。
まず前日の親睦会のホテルに集まりおしゃべり会。私はこの間に木下さんにバラのユニットを教えてもらってました。とても綺麗な作品で気に入りました。
暫く後食事会へ。ホテルから3ブロックほど歩いたところのイタリアンレストランで。ここではJonathanがニュージーランドの折り紙について語っていたけど、バラ折るのに夢中でほとんど聞いてなかった。特大サイズのオムレツ(もっと小さいと思ってた)を平らげ、またバラを折る。
特大オムレツ

9時くらいにホテルに戻り、みんなで別れを惜しんでました。別れ際にMichaelに私のカンガルーを受け取ってもらいました。とても喜んでくれて、非常に嬉しかったです。


こんな感じでコンベンションまとめ終了。長々と失礼しました。


写真も沢山撮ったので載せようと思ってたんですが、今はちょっと時間がないので後で足します。
足しました。



文章中に入らなかった写真達
会場入り口
昼休み
クリス パルマーさんの作品他
木下さんの作品アップ
Garethの力作
マイケルの蝶
インサイドアウトが綺麗なドラゴン
影が綺麗な抽象作品
Michaelが持ってきた自作の紙
不覚にも会場で写真を撮るの忘れた。これは学校で撮ったもの。
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コメント

WOW!!

詳細な報告、今か今かと待っていた甲斐がありました!(何度も更新してしまった) その巨大カンガルーはどうやって持ち帰ったの? 
写真がUPされるのを、楽しみにしてます!

折り紙ってすごい!

レポート楽しくで読みました。折り紙でこんなに面白いコンペションが出来るとは想像していなかった。
折り紙もさることながら、文章も状況描写がよく書けていて、君は文才もあるよ。
早く皆さんの作品がみたい。Michaellにあげたカンガールも、バラも見たい。折り紙ってすごいんだ!!再認識しました。

おもしろかったよ

すごーく長かったけど、すごーくおもしろかったよ。またコンベンション開いてね。次の記事も待ってるよ。

メルボルンではお世話になりました。

今秋葉原のネットカフェでコメントを書いています。

メルボルンでは大変興味深いお話、ありがとうございました。薔薇ボールできたらうpしてくださいね。

No title

>tomさん
カンガルーは仲間の車の後部座席に寝かせて運びました。
写真はちょっとしたアクシデントがあってまだUP出来ません。

>kanetatakiさん
お褒めの言葉有難うございます。
写真は少々お待ち下さい。

>甘えん坊息子
絶対ではないけど次のコンベンションは2年後に開催されます。
そのときまだ更新を続けていたら、また書きますよ。

>Go Kinoshitaさん
無事帰国できたようでなによりです。
こちらこそ面白い話を聞かせて頂き有難うございました。
薔薇ボールは一応完成したんですが、配色が気に入らなかったので作り直しています。出来たらうpします。

No title

写真載せました。

出た!

巨大カンガルー!
最後にありました。
見たかったんですよ、これを。
すごい!
あらためてブログに大きな写真を載せてくださいね。
バックをちゃんとセットして、ライティングをしたら、すてきだろうな。
genさんはどんなふうに展示したい?
折るのたいへんだっただろうな。

カンガールすごい、すごい!!

写真が入るとより具体的。やっぱり巨大カンガールが圧巻だね。どうやって折ったのかな?小さいカンガールちゃんたちはユーモラス。揚羽蝶は標本みたい。鯉も好き、尾を動かしている。ゴリラは何処にいるんでしょう、探しちゃつたよ。亀はいたいた。木下さんの襟巻きトカゲ?いまにもぴょんぴょんはねそう。オムレツおいしそう、食べたいーーー。

コメント出遅れた・・・

2日間お疲れさま。そして報告ブログもお疲れさまでした。
楽しく、かつ興味深く一気読みしてしまった。
(詳細まで覚えている記憶力にも脱帽)
とにかく、すごーーーーい!!ね。
「巨大カンガルーと一緒に写真とりたい!」「鯉の模様が!尻尾が!」
と、1つ1つにひとしきり感動!!。
・・・・・・なのに、どうしても要所要所で笑いのツボが。
今回は真面目な報告、と読み進めたはずなのに
出だしの走り去ったトラムで微笑→Mathewさんの口を押さえで小笑
で、2日目の「・・・寝過ぎた」の段で笑いのツボに入りました。
その中で、一番のツボは「ハリモグラクラス 三度開催」!!
どんな仕上がりかも気になり、一瞬、カエルレースを見間違えて凝視してしまった・・・。

ゴリラみっけ!

モスグリーンの楽団の後ろにそれらしきものが。

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掲載情報 -Diagram, Article List-
genの描いた折り図等が掲載されている文献のリストです。

[折り図]
作品集鋭意執筆中(2015年末出版予定)

端正な折り紙
山口真 著
(一般書籍)
- キリン

折紙探偵団マガジン147号
- カンガルー2013年版

折紙探偵団マガジン143号
- バイオリン

折紙探偵団折り図集 Vol.19
- にわとり

2013 OUSA Annual Collection
- ライオン

Horses in ORIGAMI
John Montroll 編
(一般書籍)
- うま

折紙探偵団マガジン138号
- エリマキトカゲ

Designer Origami
Matthew Gardiner 著
(一般書籍)
- リス(修正版)
- モモンガ(修正版)
- カンガルー(再筆)
- 金魚

Czech Origami Society Diagrams Collection 2012
- ネズミ(修正版)

折紙探偵団折り図集 Vol.18
- キリン

折紙探偵団マガジン132号
- カワセミ

折紙探偵団折り図集 Vol.17
- ウサギ

折紙探偵団折り図集 Vol.16
- リス

折紙探偵団折り図集 Vol.15
(絶版)
- モモンガ
- 七面鳥

2009 OUSA Annual Collection
- ウシ

PAJARITA-CONVENCIÓN 2009
(入手困難)
- ネズミ

折紙探偵団折り図集 Vol.14
(絶版)
- カンガルー(親子ver.)

Folding Australia 2007
- カンガルー
- 白鳥

[記事]
折紙探偵団マガジン128号
- ペーパーフォルダーの横顔・43(インタビュー記事)

折紙探偵団マガジン113号
- おりすじ「折り紙小僧の出来るまで」

折紙探偵団マガジン106号
- コンベンションレポート「Folding Australia 2007」

注)掲載文献が絶版となっている折り図の入手は残念ですが諦めて頂くしかありません。お問い合わせもご遠慮ください。

入手出来るものについては是非手に入れて折って頂きたく思います。
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